心優しき死神より

【心優しき死神より】Day3 守りたいもの

【心優しき死神より】Day3

6:30 五十鈴の記憶だろうか。いつもの男がトランクの鍵開けと「仕入れたいもの」の話があると、大島屋にやってくる。トランクを置いたまま奥の部屋に向かう母と男。

置いて行かれたトランクを見て、いつもそばで見ていた母の真似をして開錠を試みる五十鈴。

おさむん

五十鈴っちの際どい発言は後発的なものではなく”天性”のものだったか!

おさむん

眠りの浅い「レム睡眠」の時は、感情の伴う夢を見るらしいのですが。セラフ部隊員は過去の記憶を呼び覚まされるケースも見受けられますね。

五十鈴の鍵開けの才能を目の当たりにした母と男。大島屋の家業の真相を知らない幼い五十鈴は「姉妹みんなで大島屋をやる」と口にする。「頼もしいですね」という男に、母は「やめてください」と返す…。

五十鈴「はっ…!」

急に目を覚ます五十鈴。昨晩、秘密箱の開錠を試みてそのまま寝落ちしてしまったようだ。

五十鈴の持っている秘密箱の柄に見覚えがある様子の四ツ葉でしたが、母が作ったものだとは伝えずシャワーを浴びにに向かう。

倉庫で背後にいた男が「あの時」にも来ていた男で、大島屋にも何度も来ていたことを思い出した五十鈴。すぐ近くに仇がいることを知っているのは「自分だけでいい」。もう会うこともないのだからと動揺する気持ちを、どうにか抑え込もうとする。

そんなときに司令官から31E総員の呼び出しアナウンスが流れる…。

7:45 

司令官「キャンサーが横須賀の倉庫に向かっているため討伐してほしい」

もう護衛任務が終わったので、男に会うこともないと思っていた五十鈴にとって受け入れがたい命令が出される。積み荷作業が終わらず、埠頭から出航できていないという。

三野里「こっちから運び出すもの…?」と疑問を持つが「あなたたちには関係のないこと」と教えてはもらえない。

「確実なキャンサーの討伐なら31Aに任せた方がいいのでは」と提案する五十鈴だが、31Eで討伐可能との判断したとのこと。

悉(ことごと)く五十鈴の算段が外れてしまい大声をあげてしまう。そ「らしくない」と姉妹に言わせてしまうほどに、動揺が隠せない五十鈴。

淡々と討伐して、男に姉妹たちを会わせず帰還すればいいと命令を飲み込んで任務を拝命する31E。

ヘリでキャンサーに近づける限界まで輸送され、任務に向かうのだった。

8:30 まだ出航できていないという七瀬からの情報に苛立ちを隠せない五十鈴。キャンサーの遠距離攻撃の射程範囲が、港に至る前に討伐するために先を急ぐ。

「母さんや父さんの仇かもしれない奴と姉妹(とくに六宇亜)を会すわけにはいかない」と気持ちが先走る五十鈴。そんな焦りからか、いつもよりペースが速いことを姉妹に指摘されます。

遠距離攻撃に警戒を怠らないよう喚起する一千子。

注意散漫な五十鈴の様子が気になる姉妹。

10:30 港の方へと歩みを進める31E。

おさむん

あ!これが「大島姉妹鉄壁のフォーメンション」っていう並びか!

敵の遠距離攻撃を確認した一千子の合図とともに、上の姉二人が対処します。

さすがは鉄壁のフォーメーション慣れた流れで遠距離攻撃を防ぎます。攻撃の射程圏内に入り、キャンサーの位置を確認した一行。一千子による指示が出されようとした瞬間、五十鈴がひとり飛び出してしまいます。

とにかく標的のキャンサーを倒すため、先を急ぐ五十鈴。雑魚もなぎ倒し、姉妹を港に近づけないために討伐対象の元へ駆けていきます。

標的のキャンサーを確認した五十鈴。

五十鈴「お前は…さっさとおっちんでろぉ!」

そう叫びながらキャンサーへと突っ込んでいきます。

おさむん

「ちんとすわる」に、丁寧な「お」がついて「おっちん」。近畿方言で「ちゃんとすわる」という意味だそう。

おさむん

たしかに滋賀県出身のおさむん祖母に「ちんして」って子供のころ言われてたな。

おさむん

あれ?福岡って「おっちん」って言葉使うのか…?

私の疑問はさておき。

討伐を急ぐ五十鈴。ひとりでドンドン進んでいきますが、一人では攻撃をかわしつつの反撃は難しく。

そのとき、一千子の指示が飛び交います。

一千子「一人でなんて危険よ。あなたらしくないわ。」

帰ったら上の姉3人からお説教されることになった五十鈴ですが、みんなでキャンサーを討伐することとなります。

12:30 目標の討伐を完了した31E。これで帰還することができると肩をなで下ろす。

と、そこに七瀬から「研究用のキャンサーが脱走した」と無線が入る。

司令官から教えてもらえなかった、積み荷にピンときた三野里。

積み荷の中身がキャンサーだと知った31Eは、手塚司令官による無線でドーム外壁の研究開発のために捕獲されていたことを告げられる。

思わぬ方向に事態は流れだし、人的被害をださないよう埠頭に向かうよう指示が出される。五十鈴の願いはまたも崩れ、埠頭へと向かうことになってしまいました。

目的地に到着すると、変な装置を付けたキャンサーがあちこちに。人命最優先で戦闘を開始する31E。

戦闘中も、軍需生産部署が人類と自分たちセラフ部隊にとっても必要であることを反芻させる五十鈴。

青年「たすけてくれぇ!」

キャンサーに追われる青年を救い出すと、倉庫にリーダーが残っていると聞かされる。

一番会いたくない「仇」をセラフ部隊員として助けに行かねばならないと知り、運命の悪戯ともいえる状況に呆れながらも付き合うことにした五十鈴。

昨日男と接触した場所でもある、5番倉庫に向かう。

おさむん

倉庫…5番目の娘である五十鈴とかけてるよね。というか、このあとの展開として①共闘して話し合った末に許す ➁五十鈴による敵討ち この二つしか思い浮かばないのだが…。

おさむん

今の五十鈴の感情の高ぶりからすると➁しか考えられないんだよね。どうするのよ。

小型のキャンサーばかりの倉庫内。

絶対に姉妹にはリーダーの男に合わせたくない。そんなことを考えていると背後からキャンサーに襲われそうになる五十鈴。

男「油断するな」

男に助けられた五十鈴、雑魚キャンサーを掃討し男の前に立ちはだかります。

五十鈴からみてその男は老け込んで見えたよう。五十鈴の声を聴いて「五番目」という男。驚くとともに、妙なことを口走ります。

男「なんてことだ…本当に選ばれていたなんて…。」「信じたくなかった…。秘密箱を返したのは賭けみたいなものだった」「箱に気づかないことに賭けていた…。」

男の意味不明な言葉に戸惑う五十鈴。

幼いころの自分たちのことを知っている相手を問い詰める。

六宇亜をさらい、父と母は帰ってこなくなった。何もかもの「犯人」ともいえる奴が、なぜまた姿を現すのかと怒りをあらわにする五十鈴。

男「もう少し頭が回ると思っていた…」

男の算段とは異なり、大島夫妻は殴り込みを仕掛けてきたという。(娘たちのために、家業から足を洗うため必死だったのだろう)

復讐するだけの理由がある、大島の縁者にやられるならやぶさかじゃないという男。この言葉を聞いて、勝手なことを抜かすなと五十鈴の怒りはMAXになります。

仇を見つけたらどんなことをしてでも「姉妹たちから遠ざける」。大島屋物語で仇がいるかもしれないと知ってから、ひとりずーっと心にそう誓って行動してきたのだろう。

おさむん

姉妹を守るために特定して「遠ざける」ように謀ってたんだね。ごめん。私も仇を討ちたいのかなと…安直な考えでした。

怒ったり、泣いたりと苦しんだ頃のような姉妹の姿を「もう見たくない」と五十鈴なりに遠ざけるのに必死だったのだ。

背後から六宇亜に声を掛けられる五十鈴。

一番会わせたくなかった妹と、男がはち会ってしまいます。

記憶がフラッシュバックしたのか、男に向けてセラフを構える六宇亜。

六宇亜「こいつが!お父さんを!お母さんを!」

今すぐにでも発砲しそうなほど、錯乱状態になる六宇亜を制止する五十鈴。

「こいつのせいで、みんなが辛い思いをした」そう発言した六宇亜の言葉を受けて、五十鈴はそっと六宇亜を抱き寄せます。

姉妹のことを思いやれる優しく、純粋な妹を綺麗なままでいさせてあげたい。償わなければいけないのは自分なんだという五十鈴。

そこに姉妹がそろってやってきます。

泣きわめく六宇亜の姿を目の当たりにて、状況を把握する大島姉妹。

またも意味不明なことを言い出す男だったが、五十鈴を庇ったときに追った傷は深く、目も見えなくなっていたようだ。

男「五十鈴…手を汚すことは本当の償いじゃない」「そんなことをすれば、大概、事は悪いほうに傾く」「話し合え」

おさむん

こともあろうか、仇である人物からかけられる言葉とは思えない。

誘拐は「大島屋を続けて欲しい」という交渉を優位に進めるための手段だったという。話し合うことができていれば、ただそれだけで最悪の結果は避けられたかもしれないという男。そう言えた立場ではないことを承知のうえでそう諭す。

ただ、綺麗に家業から足を洗いたいと思った大島夫妻の気持ちも理解ができるとこぼす。過去にこの男が現れては、事態が収まっていたことを思い出す。こっそりと、姉妹は男に助けられていたことに気づく。

男「すまん大島…俺はなにひとつ守ることが出来なかった」「もっと早く軍の中枢に入っていれば、この子たちにこのような修羅の道を歩ませることも…」

聞きたいことを山ほど残して、男は息を引き取る。

帰還し、報告を終える。貨物船出港したが、死亡者を1名出してしまったことに力不足を感じた31E。

物わかりがいいような言動をしていたのに、人にセラフを向けてとんでもないことをしてしまうとこだったと泣く六宇亜。

今回のことは姉妹全員の問題で、ひとつの決着が着いたと考えようと話す一千子。だが、五十鈴が話したいことがあると切り出す。

五十鈴「ずっと黙っていたことがある。」「小さな頃から今まで、ずっと許せなかった」

そう切り出す五十鈴。親の仇のことかと聞く三野里だったが、許せないのは自分自身であるという。

「そんな心狭くねーぞ~」という六宇亜だったが、五十鈴の気持ちは収まらず。

六宇亜の方に視線をやる五十鈴。

さらわれたとき、六宇亜のことを見ていたのに恐くて何もできなかったと吐き出す。

それは仕方のないことだという四ツ葉だったが、

声を発することも、助けを呼ぶこともできなかった自分自身を咎め続けてきた五十鈴。すべては自分のせいだと勇気のなかった自分を、未だに許せないでいるという。

自分たちが貧乏な生活を送り、我慢し続けることになったのは原因は自分にあるという。

おさむん

あぁ。この子は本当に姉妹のことをよーく見てる子だな。

(仲がいい姉妹だからこを言うタイミングを見失って、ずっと言えなかったんだな。)

五十鈴の言葉を受けて、六宇亜が寄り添い抱きしめます。

四ツ葉「わりーな~。ずっと悩んでたんだな~。」

姉妹で暮らしていた生活は楽しかったという二以奈。

いつも五十鈴がいうセリフを使わせてもらうという一千子。

「苦しいことも楽しいことも、分け合って生きていけばいい」

みんなの気持ちを受け取り、涙が止まらない五十鈴。

ようやく力が抜けて「お姉ちゃん」と口に出すことができたのでした。

その夜…。

五十鈴の持っている秘密箱について話す姉妹たち。「ぶっ壊して開けるか?」という四ツ葉の提案に、三野里は思い出の品を壊してはいけないと反対します。

何手で開くかもわからないという一千子。五十鈴は母との会話を思い返します。

四ツ葉「じゃあ、6手じゃねーか~?」という意見に、そんな簡単なわけないという五十鈴。

「6手の可能性はあるのでは?」という考えから、姉妹の性格を読んで母がからくりを考えたという予想を立てた大島姉妹。

おさむん

私の時計仕掛け予想は外れてしまったかも!?でも、性格を読んでのからくりって母すごくない?

一千子→二以奈→三野里→四ツ葉→五十鈴→六宇亜の順で1手ずつからくりを解いてみます。

四ツ葉の手に渡り、元の状態になって五十鈴に順番が回ってきます。

自分らしく動かすとしたら…。

最後は六宇亜。

なんと、収まりが良いからと箱を元の形に戻してしまいます。姉妹たちの1手に信じられないという表情を浮かべた五十鈴でした。が。

箱から「カコン」という音がして、蓋がスライドできるようになったのです。そう、解錠に成功したのです。

箱の中身が気になる姉妹たち。早く開けてと五十鈴を急かします。

中身を確認すると…。

おさむん

おお!!箱の中身は写真でしたか!これは予想通り!

ただ、皆が移っている集合写真ではなく、それぞれが寝ているときにこっそり撮影した写真がたくさん入っていました。なぜ寝ている写真なのかと不思議に思う姉妹たち。

五十鈴はまた母との会話を思い出します。

母「穏やかな時間をありがとう」

姉妹たちの寝顔は、笑顔にも勝る幸せの象徴だったのだと気づかされる五十鈴。母が守りたかったのはこの幸せに繋がる寝顔だったのだろうと推察する。

おさむん

自分が一番親孝行者と誇らしげなよっつん(笑)言うことがいちいち私のツボみたい。癒されます。

おさむん

寝る場所選んでなさそうなときは心配ですよね~。

一千子「今日は部屋の真ん中で一緒に寝よう」

総提案すると、恥ずかしがる五十鈴以外は乗り気のようで。

何を今更恥ずかしがることがあるのかと言う姉妹たち。

ずっと仲良しだと母に伝わるといいなという六宇亜。

そんな言葉をうけ、ずっと仲良しでずっと一緒だと笑顔で返す五十鈴なのでした。

おさむん

五十鈴。笑顔を取り戻してよかった!!大島家の「ギャル」だと勝手に思っていました。(三野里と五十鈴が元気印なのかなと思っていた)でも、この話を通して繊細な感性を持ってる子だと知ることができました。

おさむん

キャラについて知ると、バトルのときにどのキャラに繋げるかとか組み合わせを考えるの楽しくなりますよね?(自分だけ?)

「大島屋」は忍者の家系の佐月や、丸山グループの当主代理である柳の耳にも届いていた。ということは、他の誰かにもつながりそうだな~と思いますよね…。水瀬姉妹あたり、直接ではなくても間接的に大島屋と繋がっててもおかしくないなと思ったりしています。

ほぼフラグ回収したと思うのですが、エピローグに続きます!

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おさむん
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